山の楽校で休憩後、今度は上勝町の取組みを見学。
ご存知の通り、上勝町は官民一体となった先進的施策(彩農業、ゼロ・ウェイスト、1Q運動会、廃校利用、バイオマス、“日本で最も美しい村”連合等)で注目を浴び、海外からも視察者があることで有名だが、今回はその中から代表的な「彩」と「ゼロ・ウェイスト」を学ぶことに。
最初は彩農家を見学。第3セクター(株)いろどりの担当者から説明を受ける。他地域からの参加者は、お年寄りが現役で稼いでいること、発案した経緯に驚いたり感心していた。
実際にパック詰めも体験し、作業を見守る子供たちの目も真剣だった。
彩農業は、上勝独特の地域資源を活用した産業で、子供たちも自分達の身近なところにある地域資源を活かす手法を学んだ。
この地域資源活用の現場見学に於いて学んだことは、次回開催の海里・氷見でのセミナーに繋がるだろう。
それに加えて、地域のお年寄りから話を聞くことが出来て、普段話すことの少ない世代間の交流もあった。
上勝町ならではの取組みは、まだまだ続く。
上勝町福原にある、日比ヶ谷ゴミステーションと隣接する「ひだまり」に移動し、ゼロ・ウェイストについて学ぶ。
上勝町では、ゴミを34分別し、住民が一箇所に持ち込む仕組みになっている。そのリサイクル率は約80%に上る。
また、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言をし、NPOを主体に住民自らがゴミの減量化、再資源化に取り組んでいる。
子供たちも他地区のサポーターも、和気藹々とした雰囲気の中、松岡事務局長から説明を受ける。普段はあまり環境のことを考えていなかった子供たちも、現在人類が直面している危機を自分たちなりに消化していったようだ。
夜のふりかえりの時間にも活発な意見が出された。
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